はじめに
コピー機や複合機のリース契約を検討している会社は多いかもしれません。
ただその中で、料金体系は？どの機種を選べるの？など様々疑問があると思います。
そしてそのような疑問の中で一番よく聞かれる質問がインク代についてです。
「インク代ってリース料金に含まれるのでしょうか？」
そして今回はこの疑問について分かりやすく解説をしていきますので最後まで読んでみて下さい。
インク代ってどうなっているの？
結論から言ってしまうと、ほとんどのケースでコピー機や複合機リースではインク代を支払う必要がないです。
なぜならばリース契約と別途結ぶことになるカウンター料金にインク代が含まれているから。
コピー機や複合機をリースした場合、リース料金とカウンター保守料金の二つの料金を支払うことになる。
そしてコピー機や複合機を運用する際に、それの使用頻度が高いほどインクを消耗しますが、インク代はカウンター保守契約に含まれています。
そもそも論ですが、リース料金とは「コピー機本体を借りるための料金」です。
一方で、カウンター保守契約に関しては本体以外の費用だと考えると分かりやすいかもしれません。
カウンター保守契約について
カウンター保守契約とは、コピー機本体の料金であるリース代とは別に結ばれる契約となります。
そしてこの契約条件はリース会社によって異なってくる。
そんな中、インク代は部品交換や故障した際の対応なども含めてカウンター保守契約に含まれていることが一般的です。
また、コピー機や複合機の印刷部数によってカウンター料金が変動することも特徴の一つとなります。
1枚10円と定める会社もあれば、特定枚数までは20円といったように、さまざまな条件が設定されている。
ちなみに、コピー機や複合機に装備されているカウンターにて印刷枚数を数えることから、カウンター保守契約と呼ばれていて、カウンター料金と略して表現されることが多いです。
そんなカウンター料金ですが、それとは異なった契約方法もいくつかあります。
異なった契約方式とは？
年間保守契約
この契約については保守料金を年間で一括払いする契約となっている。
またこの契約形式ではトナーを別途購入する形になります。
そのためオフィスでのコピー機や複合機の運用が少ない会社であれば、費用対効果の高い契約になるはずです。
しかしながら印刷頻度が多い場合ですと、インク代が負担になる可能性が高いのでデメリットの方が多いかもしれません。
サブスクプラン
昨今では様々なサービスにおいて定額制、いわゆる「サブスクリプション」と呼ばれるものが登場しています。
コピー機においても定額で印刷し放題のプランが登場した。
ただし印刷に関してはある程度上限が定められています。
料金内で印刷できる枚数があらかじめ決められているため、枚数の上限を超えた場合は、別途超過料金を支払う仕組みです。
そういった意味では、スマホ料金をはじめとしたサブスクサービスとは少々異なっているかもしれませんね。
コピーキット保守契約
こちらはコピーキットと呼ばれる商品を購入することが条件となります。
契約プランには保守費用が含まれていて、現像剤の使用料や感光体、修理者の派遣といった費用もすべて含まれているのが特徴です。
契約の有効期限に関しては「キットのインクがきれたとき」もしくは「キット購入から数えて一定期間が過ぎた頃」のうち、早く訪れたほうが期限にあたる。
トナーがなくなる、あるいは契約満了になったときに再度コピーキットを購入すれば引き続き利用可能ですが、あまり馴染みなの少ない契約方式な気がします。
それでは次のところではリース契約をする際はインク代を含めてトータルで良いサービスを選ぶべきという話をしていきます。
トータルで良い契約を選ぶ
インク代を含めてコピー機や複合機のリース料金は各リース会社によって異なります。
1枚当たりの料金はもとより、提供するプランもリース会社によって変わるため、各会社の料金を比較しなくてはならない。
そのため正確に比較するためには、合見積もりをとって料金を確認することが大切です。
またそんなリース会社選びの前提として、自社のコピー機活用頻度をあらかじめ把握しておかなくてはならない。
なぜならば自社のコピー機利用頻度を知ることで、印刷枚数をはじめ、インクの消費量をある程度算出できるからです。
そんな算出をある程度しておけばリース契約プランを選ぶ時に、どのプランが一番しっくりくるかを正確に選ぶことが出来ます。
また料金プランとは別にアフターサービスも把握しておかなくてはなりません。
アフターサービスの内容も大事
一番分かりやすい指針がインク交換だけでも即日対応をしてくれるかどうかです。
あまりにも安価なカウンター料金プランで契約をしてしまうと対応が悪い場合があります。
また、何かしらコピー機や複合機に不具合が発生した際、それらがすぐに復旧出来なくては意味がありません。
そのためカウンター料金と同様に、リース会社の対応力もチェックしておく必要があるはずです。
保守の内容をはじめ、即日対応ができるかどうかも確認をしておいてください。
対応スピードを重視している会社と契約をしていれば、コピー機や複合機の利用頻度が高い会社でもすぐにトラブルを解消することが出来ます。
それに加えて、自社の立地が対応エリア内かどうかもあらかじめ調べておかなくてはならない重要なポイントです。
そういった細かいこともカウンター料金を正式契約する前に調べておいて下さい。
終わりに
さてここまで、コピー機や複合機をリースした場合インク代ってどうなるのかについて解説してきました。
またどのようなカウンター料金サービスを選べば良いかにいても解説してきましたがいかがだったでしょうか？
こういったサービスについては各リース会社それぞれプランが違います。
またサービス価格もバラバラなため、どれを選べば良いかは一概にも言えないところです。
ただ一つだけ言えることとしては、あまりにも安価なサービスを選んでしまうとトラブルになってしまうケースがあります。
その点だけは注意をして頂き、自分の会社にあったコピー機や複合機を選んでみて下さい。
さてそんな中、私どもではこういったコピー機や複合機についての疑問になんでも答えるといった無料相談窓口を設けています。
どなた様も気軽に相談できますのでぜひ利用してみて下さい。
今回のお話が何かの参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
