- はじめに
- インクジェットプリンターの特徴
- インジェクトプリンターのメリット
- インジェクトプリンターのデメリット
- レーザープリンターの特徴
- レーザープリンターのメリット
- レーザープリンターのデメリット
- 終わりに
はじめに
代表的なコピー機や複合機のタイプとして「インクジェットプリンター」と「レーザープリンター」があることをご存知でしょうか？
コスパや業務効率向上のためにはオフィスでこれらを使い分けることがベストです。
ちなみに一般的にはインクジェットプリンターは家庭向き、反対にレーザープリンターはオフィス向けと言われています。
そんなコピー機や複合機の2種類のタイプですが、それぞれ特徴というものがあります。
そして今回の記事ではインクジェットプリンターとレーザープリンターの特徴について解説していきます。
またこれら二つの違いについても詳しく説明をしていきますので最後まで読んでみて下さい。
それではまずはじめにインクジェットプリンターの特徴から解説していきます。
インクジェットプリンターの特徴
インクジェットプリンターとは、名前の通りなのですが印刷する際にインクを使用するタイプのプリンターです。
前述しましたが、オフィスで使用するプリンターはレーザープリンターが多かったです。
しかしながら、今ではいくつかの仕様変更によりインクジェットプリンターのデメリットが改善された。
そのためインクジェットプリンターがオフィスに導入される例も出てくるようになったのです。
そしてここからはそんなインクジェットプリンターの具体的なメリットとデメリットについて挙げていきます。
インジェクトプリンターのメリット
彩が繊細
インクジェットプリンターはインクを用いて色や文字を印刷することが特徴です。
業務用のインクジェットプリンターで主に採用されているのは、粒子が大きく分子構造が安定している顔料インクとなります。
反対に家庭用のインクジェットプリンターでは、主に染料インクが使用されている。
そしてこれら2つの中で共通していることは印刷用紙の表面にインクを吹き付けることです。
そのため繊維に色を定着させることで色合い豊かなコントラストを表現します。
その結果、レーザープリンターで印刷するよりも綺麗な仕上がりとなるのです。
カラー印刷が綺麗
インクが定着した後の色彩再現能力はレーザープリンターよりもインクジェットプリンターのほうが優れています。
なぜならばレーザープリンターは4色で写真や文書を表現しているのですが、インクジェットプリンターは何十色ものカラーを使って印刷することが可能だからです。
これについてはモノクロの文書を印刷するシーンではあまりメリットがないかもしれない。
でも色彩豊かな写真を印刷する場合は、レーザープリンターよりも完成度の高いカラー印刷が可能となっています。
それでは次のところではデメリットについて解説をしていきますね。
インクジェットプリンターのデメリット
色が滲んでしまうことがある
デメリットとして、インクがにじんでしまうことが挙げられます。
こんな経験をしたことはないでしょうか？
プリンターから出力された直後の用紙をこすってしまい、インクが伸びて用紙が汚くなってしまった経験です。
インクが乾かないうちに表面を刺激するとこのようなことになってしまいます。
もちろん業務用のインクジェットプリンターに使用される顔料インクは家庭用の染料インクよりもにじみにくいです。
ただやはり完全に定着するまでは少し時間がかかります。
それに加えて、インクジェットプリンターはにじみ問題から両面印刷には不向きです。
特にカラー印刷の場合は、片面印刷で止めておくことをお勧めします。
プリント速度が遅い
家庭用プリンターのインクを交換したことがある方ならわかるかもしれません。
インクジェットプリンターはインクを取り付けた「印刷ヘッド」を左右に動かしながら印刷する仕組みになっていますよね。
そのため、ページ単位でスタンプのようにポンポン出力するレーザープリンターと比べると、プリント速度が遅くなってしまう。
反対にカラー印刷速度、モノクロ印刷速度ともに印刷スピードの点でメリットがあるものがレーザープリンターです。
数枚のプリントやコピーであればわからないかもしれませんが、100枚単位で資料や文書を印刷する際はレーザーのほうが速いとすぐにわかるはずです。
それでは次のところではレーザープリンターの特徴についてです。
レーザープリンターの特徴
レーザープリンターの印刷方法を解説すると、「ドラム」と呼ばれるスタンプ本体に熱で溶かした「トナー」と呼ばれるインクを付けます。
そして上から押し付けて色や文字を表現するという仕組みです。
ここで気をつけたいのが熱を使うというところがポイント。
印刷の際に電力を大幅に消費するため、電気代がかさみがちなのがレーザープリンターの問題点の一つです。
そういったところからも家庭で使うよりも、オフィスでの運用が向いていると言われてきました。
それではここからレーザープリンターのメリットについて解説をしていきます。
レーザープリンターのメリット
色のにじみがない
レーザープリンターの仕組みなのですが、一度定着すると色がにじむことはないです。
そのため長期的な保存に適しています。
インジェクトプリンターのように印刷表面に刺激を与えないように意識する必要はないということですね。
長い期間保管する必要のあるビジネス書類はレーザープリンターを用いるのがお勧めかもしれません。
両面印刷にも対応できる
インジェクトプリンターは両面印刷に不向きとお話をしました。
一方で、レーザープリンターはプラスチック製のトナーと呼ばれるインクを用いて熱と圧力によって表現します。
つまりインクジェットプリンターのように、印刷用紙がインクの水分でふやけません。
その結果、普通用紙を使ったカラー印刷や両面印刷でも問題なくプリントアウト可能なことが特徴です。
プリント速度が早い
レーザープリンターの1番の特徴は、印刷スピードが速いことと言えます。
スタンプを押すように1ページ単位で印刷を繰り返すため、短時間で大量の書類をプリントできるのです。
そのためやはりオフィスでの運用に向いているかもしれません。
プレゼン資料作成など一度にたくさんの資料を出力する必要があるのはご家庭ではなくビジネス目的です。
レーザープリンターのプリント速度は時間短縮と業務効率アップに貢献してくれます。
それでは次のところではレーザープリンターのデメリットについてです。
レーザープリンターのデメリット
カラーよりもモノクロに向いている
レーザープリンターはシアン・マゼンタ・イエロー・ブラックの4色のみで印刷するのが基本です。
そのためカラー印刷はインジェクトプリンターと比べると得意とは言えません。
つまりインクジェットプリンターと比較すると色彩再現能力は高いとは言えないのです。
どちらかというと、モノクロ中心の文書を多く扱うオフィスが向いているのではないでしょうか。
写真やポップなどカラーの印刷物はインジェクトプリンターに任せてあげた方が無難です。
終わりに
さてここまで、インジェクトプリンターとレーザープリンタの特徴またはメリットとデメリットについて解説してきましたがいかがだったでしょうか？
結論としてはやはりインクジェットプリンターはご家庭で年賀状や絵ハガキなどをゆっくり印刷することに向いています。
またカラー印刷のクオリティも高いため満足のいく仕上がりになるはずです。
一方で、レーザープリンターは業務効率の改善やコスパ向上のためオフィスでの運用が向いています。
そのためオフィスでプリンターの運用をお考えの方はレーザープリンターをご検討頂けたら幸いです。
またその際にもしもコスパ重視という方がいたら、コピー機や複合機リースではなくレンタルがお勧めかもしれません。
なぜならば月々3000円からレンタル可能などレンタルはコスパが良いからです。
念のためレンタル会社の中で人気上位3社を挙げておきましたので参考にしてみて下さい。
本日の記事が何かの参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
