複合機を導入しようと考えているものの、「メーカーが多すぎてどこにするべきか分からない!」とお困りではないでしょうか?
そこで今回は代表メーカーの一つである富士ゼロックス(Fuji Xerox)の複合機について、特徴や代表機種をはじめ、保守体制やどのようなオフィスに向いているかまでしっかり解説していきます。
トップシェアメーカーの複合機がどういったものか確認できる内容になっていますので、高品質な複合機をお探しの方はぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
富士ゼロックスの概要
富士ゼロックス(Fuji Xerox)は業界初の普通紙複写機を国内販売し始めたメーカーで、現在もリコーやキャノンとともに国内トップシェアを誇っています。
トップシェアを分け合っている2社と比べて大企業で愛用されていることが多く、また全国のセブンイレブンで導入されているマルチコピー機も富士ゼロックスのものであったりと多くのシーンで愛用されているメーカーと言えます。
富士ゼロックス複合機の代表機種と特徴
そんな富士ゼロックス複合機の特徴ですが、一言でいうと「高性能×高価格」です。
各メーカーで性能にそこまで大きな差が見られない現在の複合機ですが、画質をはじめその他の機能面において富士ゼロックスは中でも高性能な複合機を揃えていると言えます。
ただしその一方、他メーカーと比べて価格は高めに設定されている点には注意が必要です。
富士ゼロックス複合機の代表機種としては基本のDocuCentreシリーズと、DocuCentreにさらに拡張性とカスタマイズ性を備えたApeosPortシリーズの2種類がメインの機種になります。
富士ゼロックス複合機が高性能と言える点について以下で詳しく見ていきましょう。
・高画質
富士ゼロックス複合機を最も特徴付ける点としては、その画質の良さがあげられます。
他メーカーと比べても画質の美しさは頭一つ抜けていると言われており、文字や線などを細かく正確に印刷出来るのはもちろんのこと、グラデーションもなめらかで色の再現性が高いと言えます。
・アラート機能による故障回避
富士ゼロックスの複合機には全ての部品にセンサーが搭載されており、毎日動きを確認して異常があればすぐに保守センターへアラートが通知される機能を備えています。
各メーカーの中でも多くの保守拠点を有しているため元々保守体制は優れていると言えますが、上記のアラート機能により実際に故障が発生してしまう前にメンテナンスが対処する体制が出来ています。
・クラウド連携サービス
富士ゼロックス複合機の更なる特徴としてはクラウドとの連携があげられます。
複合機でスキャンした文書を指定したクラウドに格納して共有することはもちろん、一気に取り込んだ領収書を経費として自動的に入力するなど、クラウド連携によりデータ共有や事務処理の効率化を実現しています。
富士ゼロックスの保守
保守拠点の多さやアラート機能により優れた保守体制を持つ富士ゼロックスですが、保守サービス契約には以下の3つの選択肢が用意されています。
〇トータルサービス契約
トナー/ドラムの配送から故障修理やメンテナンスまで、幅広いサポートが全て含まれている契約。
〇スポット保守サービス
トナー/ドラムの消耗品から故障修理時の対応まで、必要な場合に都度有償で対応となる契約。
〇キットサービス
トナー/ドラムは別途購入する必要があるものの、パーツ交換や修理が必要な際に無償で対応してくれる契約。
他にも使用済みトナー/ドラムの無償回収や操作方法の電話サポートなど、契約期間中安心して複合機が使えるサポート体制が用意されています。
富士ゼロックス複合機が向いているオフィスと向いていないオフィス
このような特徴を備えた富士ゼロックスの複合機ですが、どのようなオフィスに向いていてどのようなオフィスには向いていないのでしょうか。
以下に特徴を踏まえて記載しましたので、ご自身のオフィスと比べてみてください。
〇向いているオフィス
・コストよりも品質やサービスを重視する
・デザイン会社など特に高画質を求める
・耐久性やメンテナンス、保守を重視する
〇向いていないオフィス
・コストを抑えたい
・複合機は基本的な性能を備えていれば問題ない
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は富士ゼロックス複合機について、その特徴をはじめどのようなオフィスに向いているかについて解説しました。
性能や保守の観点から見ても全体的に高品質なメーカーと言えますので、コストをかけても品質を重視したい場合には選択肢の一つとなるでしょう。