複合機を選ぶ際、多くのメーカーの中からどのメーカーを選ぶべきかお悩みではありませんか?
そこで今回は複合機メーカーの一つであるKONICA MINOLTA(コニカミノルタ)の複合機について、特徴や代表機種をはじめ、保守体制やどのようなオフィスに向いているかまでしっかり解説していきます。
スタンダードで安定した複合機をお探しの方にはオススメの内容になっていますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
KONICA MINOLTAの概要
KONICA MINOLTAはフィルム/写真メーカーであるコニカとミノルタが2003年に経営統合して誕生した会社です。
フィルム/写真メーカーとして培われた技術力により製造された複合機は特に画質の面で評価が高く、国内市場で上位5社に入るだけでなくヨーロッパ圏でトップシェアを誇るなど世界でも評価を受けています。
KONICA MINOLTA複合機の代表機種と特徴
そんなKONICA MINOLTA複合機の特徴ですが、高い水準で必要な性能を備えていることがあげられます。
他のメーカーと比べて性能面やコスト面で飛びぬけた特徴があるとは言えませんが、コストを抑えつつも複合機として必要な機能を安定して提供しているメーカーと言えます。
KONICA MINOLTA複合機の代表機種としては、世界共通ブランドとして展開しているbizhubがあげられます。
bizhubの中で様々なラインナップが用意されており、オフィスに合わせて必要な機能を備えた複合機を適切な価格で選ぶことが出来るようになっています。
KONICA MINOLTA複合機が高水準である点について、以下で詳しく見ていきましょう。
・高画質/ポストスクリプト標準搭載
はじめに少し触れたようにKONICA MINOLTA複合機は画質の高さに定評があり、それは業界トップの高画質を誇る富士ゼロックス複合機と比べられるほどです。
また他メーカーの複合機ではオプションとされているポストスクリプトが標準搭載されている点も優れている点と言えます。
ポストスクリプトが搭載されていなければIllustratorやPhotoshopなどAdobe製品のソフトで作成されたファイルの色味を完全に再現することは出来ませんが、KONICA MINOLTA複合機ではAdobe製品で作成された微妙な色彩の違いもオプションではなく標準機能として表現することが出来ます。
・デザイン性/耐久性の高さ
KONICA MINOLTA複合機は複合機自体のデザイン性にも定評があります。
白黒のスタイリッシュなデザインは非常に高い評価を受けており、グッドデザイン賞も度々受賞しています。
またデザイン性だけでなく、ボディに高剛性フレームを採用するなど耐久性においても優れていると言えるでしょう。
・コストパフォーマンスの良さ
性能や品質が高くなるとコストも高くなるのが一般的ですが、KONICA MINOLTA複合機は飛びぬけた性能を有しない代わりにコストも抑えられているのが大きな特徴です。
コストも他社に比べると大きく下回っているわけではありませんが、基本的な性能が高水準で搭載されていることを考えると非常にコストパフォーマンスに優れていると言えるでしょう。
KONICA MINOLTAの保守
そんなKONICA MINOLTAの保守体制ですが、他メーカーに比べると保守拠点の数は少ないと言えます。
ただしトップシェアの大手メーカーと比べると拠点数に大きな違いはあるものの、保守評価においても素早い対応が評価されているなど特に悪評は見受けられないため、おおむね問題ないと言えるでしょう。
KONICA MINOLTA複合機が向いているオフィスと向いていないオフィス
このような特徴を備えたKONICA MINOLTAの複合機ですが、どのようなオフィスに向いていてどのようなオフィスには向いていないのでしょうか。
以下に特徴を踏まえて記載しましたので、ご自身のオフィスと比べてみてください。
〇向いているオフィス
・画質を重視する(特にAdobe製品を使用している)
・スタイリッシュな複合機を探している
・コストパフォーマンスを最重視する
〇向いていないオフィス
・トップクラスの品質やコストを求める
・地方での利用などで保守拠点の数を重視する
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はKONICA MINOLTA複合機について、その特徴をはじめどのようなオフィスに向いているかについて解説しました。
基本性能を追求し、オーソドックスでありながら高水準を実現しているメーカーと言えますので、コストパフォーマンスを重視したい場合には選択肢の一つとなるでしょう。