リース契約

コピー機や複合機をリース契約した場合のデメリットをご存知ですか?これについて徹底解説致します!

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はじめに

コピー機や複合機をオフィスで利用している方がほとんどだと思います。

そんなコピー機や複合機の運用形態としてこの3つが挙げられるのではないでしょうか?

  • 現金購入
  • レンタル契約
  • リース契約

そして今回はコピー機や複合機を利用するデメリットをわかりやすく解説していきますので最後まで読んでみて下さい。

それではまずはじめに念のためコピー機や複合機のリース契約について解説をしておきます。

リース契約とは??

コピー機や複合機を利用されているお客様の中で、まだリース契約をあまりよく知らないお客様も多いかと思います。

そんなお客様のためにまずはリース契約に関して簡単に説明をしておきますね。

リース契約とは、会社が設備投資をする際に、その物件を購入するのではなく、リース会社が代わりに物件を購入しその物件を長期間借りて利用する契約を指す。

リース契約の対象物件としてはコピー機や複合機はもちろん、OA機器の他にパソコンサーバーといったIT機器デスクやロッカーなどの事務用品もリース物件の対象になります。

リース契約ではリース会社が購入した物件を借りて使用するため、コピー機や複合機の所有者は使用している会社ではなくリース会社になります。

そのため気軽に使えるため、その点ではコピー機や複合機リース契約は人気がある形態となっている。

しかしながら、デメリットがあることも忘れてはいけないところです。

リース契約のデメリット

コピー機や複合機をリース契約して使用しているお客様も多い中、リース契約で使用している場合のデメリットを並べてみました。

  • 自社に所有権がない
  • 途中解約ができない
  • 支払い総額が現金一括よりも高くなる
  • カウンター料金が発生する
  • 複合機の移動があった場合の報告義務

自社に所有権がない

コピー機、複合機をリース契約で使用している場合、物件は社内になるのですが所有権としてはリース会社にあります。

通常の複合機使用の上で特に問題はありませんが、リース契約期間である5年が経過した場合は再リース契約をする必要がある。

その結果、1年に一回の再リース料金を支払うことでしか使い続けることが出来ないといった煩わしさが出てきてしまいます。

途中解約ができない

コピー機や複合機だけではなく、他の物件をリース契約した場合は途中で解約することはできません。

これは税法上決まっている内容になります。

もし、使用している複合機のリース契約を途中で解約したい場合は、残りのリース料金を一括で支払う必要があるのです。

そのためコピー機や複合機のリース契約をする際は、60ヶ月間支払いができるかをしっかり検討する必要があります。

支払い総額が現金一括よりも多くなる

リース契約でコピー機や複合機を使用する場合は、現金購入よりも支払い金額の合計はリース契約の方が高くなります。

その理由として、リース料金はリース会社の手数料や保険料、金利、固定資産税などが含まれているからです。

そのため最終的な総支払額が割高になります。

例えば、70万円のコピー機や複合機をリース契約で使用することを例にとり考えてみて下さい。

リース契約をする際は、リース料率というものがリース会社から設定されています。

今回はリース料率を1.8%で設定させていただきますが、計算方法としては下記の通りです。

「700,000(物件金額)×1.8%(リース料率)=12,600円」

上記の¥12,600月々の支払額になります。12,600×60ヶ月=756,000(5年間の支払い金額)

現金購入との差は56,000円になるのでその分高くなってくるのです。

さらにコピー機や複合機の場合は壊れない限り使用し続けると思います。

そのため6年目以降は再リース契約をすると思いますので、1年に1回リース料金より少し高いお金を支払わなければいけません。

このようにリース契約をすると現金購入よりも総支払額がかなり高くなってしまうのです。

カウンター料金が発生する

コピー機や複合機を使用しているお客様のランニングコストに加えて、毎月「カウンター料金」も同時に発生します。

カウンター料金のこともしっかり考えてコピー機や複合機をリース契約しないと月々のランニングコストが増加してしまうので注意が必要です。

カウンター料金は月々の印刷枚数に応じて契約しますので、販売店やメーカーに相談して値段を確定してみて下さい。

これから、コピー機・複合機の導入をお考えの方へ、リース契約とレンタル契約のメリット・デメリットのご紹介をしております!気になる….続きを読む

物件の移動があった場合の報告義務

現金購入をした場合は自社の所有物なので、移動や売却なども自社の判断で行えます。

しかしながらリース契約で複合機を使用している場合はそうはいきません。

物件を別の事務所や建物へ移動する際もリース会社へ連絡が必要になるため、手間も少し増えてしまいます。

さらにコピー機や複合機が古くなり交換する際も、処分に関してはリース会社への連絡が絶対必要となります。

もしも勝手に処分してしまった場合は違約金などが発生する可能性があるため注意が必要です。

終わりに

コピー機や複合機をリース契約で使用する際のデメリットに関して解説して来ましたがいかがだったでしょうか?

コピー機や複合機を使用しているお客様の中でリース契約をしているお客様は比較的多いかと思います。

その中で、メリットだけを知っているのではなく、リース契約をした際のデメリットもしっかり把握が必要です。

なぜならばリース契約の場合は契約してからでは解約がとても難しいからです。

そのため今回の記事を参考にして、コピー機や複合機リース契約のデメリットを把握して頂けたらと思います。

そしてもしもコピー機や複合機のリースに関してデメリットの方が大きいと感じてしまったら、レンタル契約という方法もあります。

このレンタル契約に関しては、リース契約よりもコスパの面で優れていて、なおかつ審査や途中解約の問題がありません。

そんな便利なレンタル契約について上位3社をまとめてみましたのでぜひ読んでみて下さい。

2022年最新コピー機、複合機レンタル取扱会社ランキング上位3社(東京都調べ)

今回の記事が何かのお役に立てればとても嬉しく思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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