はじめに
コピー機や複合機のリース契約をしていて、そろそろ期間が終了してしまう。どうしようと悩んでいる人がいるかもしれません。
このまま継続するか、もしくはリースアップをして違う運用方法を考えるか迷ってしまいますよね。
ちなみにリースがアップとは、リースの期間が満了を迎えるという意味です。
そして今回の記事ではこのリースアップ対策についてどうすれば良いかを説明して行きます。
リース期間終了後もコピー機や複合機を引き続き利用する際のメリットやデメリットを解説して行きますので最後まで読んでみて下さい。
それではまずはじめにリースアップ後はどうなるかについてお話をして行きます。
再リースor買い替え
「リースアップ後もコピー機や複合機を使いたい!」そうお考えの方がほとんどだと思います。
その場合には基本的に再リースか買い替えのどちらかを選ぶ形となる。
そしてここからはそれぞれのメリットとデメリットを交えて詳しく解説していきます。
再リースの場合
再リースとは『リースアップ後、また同じ製品でリースを延長すること』です。
今まで使ってきたコピー機を延長することでのメリットとデメリットを挙げていきます。
メリット
再リースのメリットは大きく分けて3つあります。
- リース料金がこれまでの約10分の1になる
- 1年単位の契約が可能となる
- 商品の搬入や初期設定などの工程が省ける
再リースではこれまでのリース料金が約10分の1となります。
利用者の多くはなるべく利用料を安くしたいと考えていますが、わずか1ヶ月分のリース代金で1年間利用できる点は最大のメリットかもしれません。
前回の利用料に比べ10分の1も安くなるなんて驚きですが、それではなぜこんなに安くなるのでしょうか?
その理由としては、初回のリースアップを迎えた時点で既に本体価格は払い切った状態になっているからです。
つまりリース会社側からすれば、元はとれている状態となります。
そのため、リースアップ後は格安で使い続けてもらっても、リース会社的に損はないということです。
しかしながらここで注意が必要です。
安くなるのはリース代金のみで、カウンター料金と保守会社のかかる料金は従来の契約と変わりません。
その点は注意をしておいて下さい。
一方で、メリット2でお伝えした通り、再リースの場合は1年単位での契約になります。
その為、「いずれは買い替えをしたいけど、今は忙しく時間を設ける暇がないので、とりあえずもう1年だけ今の機種を使おう」という手もアリです。
もちろん1年ごとに更新していって、長期的に使用し続けることもできますのでそこは臨機応変に対応をしてみて下さい。
デメリット
デメリットは下記3点です。
- 機種が古くなるので経年劣化による不具合が生じやすい
- 故障時の修理が受けられない場合がある
- カウンター料金が割高になる
当然ではありますが、日々最新機種がリリースされて行きますので、継続して利用している機種は古い扱いとなります。
また何年も使い続ける為、自然と経年劣化が加わって不具合が生じやすくなります。
さらに古い機種になるとパーツ供給の終了につき、故障などのトラブルが生じた際、替えのパーツがなく修理が受けられない可能性も…。
そういった場合は、契約期間中であっても否応なしに新しいコピー複合機に入れ替えることになります。
残念ながら先払いした1年分の契約料金は返金されないので注意が必要です。
一方で、メリットでお伝えしたコスト面ですが、リース料金は安くなるけれどカウンター料金はそのまま…ということにも注意してください。
コピー機や複合機のカウンター料金相場は年々低下しているので、相対的にやや割高な料金を払い続けることになる可能性があるので注意をして下さい。
それでは次のところでは買い替えについてです。
買い替えの場合
買い替えとは『今まで使用してきたコピー複合機を返却した後、新しい機種を新たに導入すること』です。
機器を買い替えることでのメリットとデメリットを挙げていきます。
メリット
買い替えのメリットは2点あります。
- 最新機能のコピー機や複合機が手に入る
- 今までに比べカウンター料金が抑えられる
コピー機や複合機のリース期間は約5~7年とされています。
そして当然ですが、現在使用者の手元にある機種も昔の製品ということになる。
コピー機や複合機は日々新製品が出るので5年以上前の機種は古いです。
最新型の機種は同価格帯の製品であっても下記項目のように、ほぼ間違いなく高性能になっています。
- 起動時の立ち上がりが早い
- 印刷速度が速い
- これまで使っていた機器にはなかった機能が追加されている
また、コピー機や複合機のカウンター料金の相場は年々値下がりしています。
大体の機械はカウンター料金がこれまでよりも大幅に下がることが多いので注意が必要です。
デメリット
買い替えのデメリットは以下の2点に注意しましょう。
- 再リースに比べ支払金額が高くなる場合が多い
- 搬入入れ替えや初期設定をし直す必要がある
ほとんどの場合、買い替えは再リースよりも支払額が高くなります。
コピー機や複合機の維持費の内訳は「カウンター料金(印刷代金)+本体代(リース代)」となる。
メリットとして挙げたように、カウンター料金は安くなりますが本体代(リース代)は新たにリース契約を結ぶ為、どうしても再リースよりは高くなってしまうのが現状です。
そして新しい機種に買い替えると、これまで使っていた機器と新機種の入れ替え作業があります。
そうなると社内パソコンとの接続など、またイチから初期設定を行わなければなりません。
設定は業者がやってくれることが大半ですが、これまでとは操作方法が変わり、慣れるまでに時間がかかってしまうかもしれませんね。
終わりに
さてここまで、コピー機や複合機の再リースと買い替えの特徴をまとめてきましたがいかがだったでしょうか?
それぞれにメリットとデメリットがあるのでどちらが絶対におすすめと言い切ることは出来ません。
ただ単純に費用総額でいうならリースアップ時は再リースの方が安く済む場合が多いです。
また今まで使ってきたコピー機や複合機を引き続き使い続けるので、搬入や再設定を行なわず面倒な手間がかかりません。
反対に、買い替えは再リースよりも多少料金は高くなります。
しかしながら最新機種ならではの便利な機能が搭載されていたり、性能自体が向上していて使い勝手は格段に良くなっている。
そういう風に考えてしまうと、最新機種=高いイメージと考える人は多くいるかもしれませんが、いざ見積りを見てみたら思ったよりも安かったというケースもよくあります。
リース終了時は経費削減のチャンスでもあるので、まずは複数社から相見積もりを取ってみて下さいね。
さてそんな中、私どもはコピー機リース契約だけではなく、直接購入やレンタルなど総合的にどういったサービスが良いかのアドバイスを無料で行っています。
そのため気軽にお問い合わせをお待ちしております。
今回の記事が何かのお役に立てれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。