複合機を導入する際には、カウンター保守契約も同時に結ぶことが多いです。
そこで気になるのが、カウンター料金の計算方法ですが、特に両面印刷やカラー印刷の場合はどのように計算されているのか、多くの人が疑問に思ったことがあるのではないでしょうか。
ということで当記事では、気になるカウンター料金の計算方法について詳しく見ていきます。
カウンター保守契約を結ぶ予定の管理担当者様は是非ご注目ください。
複合機の両面印刷のカウント方法
用紙代節約のために両面印刷にすればいいのでは?と考える人も多いはずです。
確かに紙の消費は減るのですが、カウンター料金はと言うと、実は節約にならないんです。
なぜかと言うと、「印刷1面で1カウント」されるからです。だから1枚に両面印刷すると、2回印刷したことになり2カウントとなります。
例えばモノクロ印刷のカウンター料金が1カウント3円だとしたら、両面印刷すると6円になってしまうわけです。
両面印刷でなく片面にうまく配置して印刷する
文書内容の量が多くて、用紙1枚に収まりそうにない場合、両面印刷にしてもカウンター料金の節約にはならないことは上述のとおりです。
それでは他に手はないのかというと、複合機の機能を使って、用紙の片面にうまく印刷するという方法もあります。
複合機によっては、文書を1面に均等に配置する機能を持つものがありますので、そういう機能を利用するわけです。
ただその場合は、小さく印刷されることが多いので、読みにくくならないような配慮が必要です。
複合機のカラー印刷のカウント方法
カラー印刷もモノクロ同様1面1カウントとカウント方法は同じです。
それなら料金も同じなのかというとそうではなく、モノクロとカラーでは1カウントあたりの設定料金が違います。
例えば、モノクロが1カウント3円ならカラーは10円だったりと、格段に高いことが多いですので、コストを抑制するためには、なるべくカラー印刷は使わないようにするのがよいでしょう。
複合機のカウンター料金に用紙サイズは関係あるの?
複合機で印刷する用紙の大きさには、小さいものはハガキサイズから、大きなものはA3サイズまでありますが、常識的には「大きい方が高い」と考えるのが普通でしょう。
ところがカウンター料金では用紙のサイズは計算に入っていません。
つまりA3サイズでもハガキサイズでも、1面であれば1カウント、つまり同料金です。
これを利用して節約することもできそうですね。
複合機のカウンター料金は両面印刷、カラー印刷、用紙サイズに注意
以上、複合機のカウンター料金を見てみましたが、特に両面印刷と用紙サイズについては、計算方法が意外だったかもしれません。
月々のカウンター料金を試算する場合は、特に気をつけなければならないところでしょう。
カウンター料金の計算方法がわかれば、複合機リース業者のコストパフォーマンスも比較しやすくなるのではないでしょうか?