複合機を購入する際には、保守契約を結びます。
この保守契約、実はいくつか種類があることをご存知でしょうか。
しかし、契約内容はメーカーが設定しているので、企業側で選ぶことができなくなっています。
ここでは、複合機の一般的な保守契約の内容について、中身を徹底解剖していきます。
保守契約の種類は主に4パターンある
保守契約の種類は、主に4パターンあるとされています。
「カウンター保守契約」「キットトナー保守契約」「スポット保守契約」「
年間保守契約」です。
では、それぞれどのような内容になっているのでしょうか。
・カウンター保守契約
カウンター保守契約は、毎月どれだけ印刷したか、枚数によって料金が変わります。
カラー印刷とモノクロ印刷では、1枚あたりの価格が異なるので、カラー印刷が多い場合は、毎月の利用料も高くなります。
カウンター保守契約では、故障の際の修理費用、出張費用、定期メンテナンス費用、トナーやドラムの消耗品費用、コピー用紙費用が含まれているのが一般的です。
月間の印刷枚数が少ない場合は、最低料金が発生します。
・キットトナー保守契約
キットトナー保守契約は、修理費込みのトナーを購入するという契約内容です。
契約期間が5年または、トナーが無くなるまでとなっているので、トナーが無くなったら、購入をしなければいけません。
保守契約の内容は、修理や修理の際の部品代、出張費です。
修理の部品代も込身となっている点が特徴です。
ただし、他から購入したトナーを使っていると判明した場合、保守対応をしてもらえないケースがあるので注意しましょう。
・スポット保守契約
スポット保守契約は、新品の複合機では適用されません。
中古機器を購入する場合に、適用となります。
これは、故障や不具合が出たら、その都度修理をお願いするという契約です。
消耗品などは別途購入が必要です。
・年間保守契約
年間保守契約は、メーカーが実施していれば結ぶことができます。
1年間保守サービスを受けることができ、消耗品は別途購入します。
保守サービスには、故障の際の修理費用、出張費用、定期点検費用が含まれています。
年契約しておくことで、いつでも見てもらえるという安心感があるでしょう。
まとめ
このように、複合機には主に4種類の保守契約があります。
どの契約内容にするのかを選ぶことができないため、利用したい機種の契約が、どのタイプにあたるのか、事前に確認しておくことをおすすめします。
購入する機器の性能や、価格だけでなく、アフターサービスもチェックして、安心して長く使えるようにしたいですね。