コピー機の貸し出しで、リース契約以外にレンタル契約というものがあるのをご存知でしょうか?
リースに比べて短期でコピー機を借りられるレンタルは、セミナーやイベントなどで数日~数ヶ月だけコピー機を利用したいといった場合に非常に便利です。
今回はそんなレンタル契約について、相場やメリット・デメリットをリースとの違いを含めて解説していきます。
短期でコピー機を利用したいと考えている方は、ぜひご参考にしてくださいね。
レンタル契約とは?リース契約との違いは?
コピー機を借りて利用する際、「レンタル契約」と「リース契約」という2つの契約方法があります。
ここでは「契約期間」「中途解約の有無」「審査の有無」という3つの違いを比較しながら、レンタル契約についてご説明します。
「契約期間」
レンタルとリースの最も大きな違いとして、契約期間が挙げられます。
一般的に3年以上の長期契約となるリースと比べて、レンタルでは数日から契約出来るなど短期間だけコピー機を借りることが出来ます。
「中途解約の有無」
はじめに想定していたよりも必要な期間が短くなるなど、途中で解約したいと思うことも十分考えられますよね。
長期契約を想定したリース契約では一般的に中途契約は出来ませんが、レンタル契約であれば中途解約が可能です。
ただし、その際にも清算金や解約手数料と言って別途支払いが必要になる場合があるので注意が必要です。
「審査の有無」
長期間での支払いが前提となるリース契約では、審査が必要になります。
リースでは起業直後などで審査に通らない場合がありますが、レンタルではそういった審査はなく契約のハードルは低いと言えます。
レンタル契約の相場
そんなレンタル契約の相場ですが、月額8,000~20,000円程度になります。
料金は「コピー機の性能」と「契約期間」の2つのポイントで決まりますので、それぞれチェックしておきましょう。
「コピー機の性能」
印刷速度が速いなど性能の良いコピー機ほど料金も高くなります。
どれ程の性能のコピー機が必要なのか、予算と照らし合わせてバランスよく考えるようにしましょう。
「契約期間」
短期でコピー機を借りることが出来るレンタル契約ですが、やはり1ヶ月あたりの料金は割高になります。
割高の料金で長期間支払いを続けてしまわないよう、長期で使用する予定がある場合はリース契約も視野に入れるようにしましょう。
レンタル契約のメリットとデメリット
上記を踏まえて、コピー機をレンタル契約する際のメリットとデメリットをそれぞれ見ていきましょう。
メリット
・数日からなど必要な期間だけコピー機を借りられる
・契約途中でもいつでも解約が出来る
・審査がなく契約のハードルが低い
デメリット
・リースと比べると1か月あたりの料金が割高になる
・搬入や搬出などの費用が別途かかる
・基本的に機種が選べず、中古の型落ち品を利用することになる
まとめ
いかがだったでしょうか。
レンタル契約は、必要な期間だけコピー機を利用することが出来るものの費用は割高になる契約であると言えます。
ご利用の状況や用途にあわせて、レンタル契約とリース契約どちらがお得になるのか、今一度考えてみてくださいね。