急激に変化してゆく社会、そしてオフィス環境もしかり。IT化の推進は避けては通れない課題です。業務効率の改善、生産性のUPが期待できる反面、情報漏洩のリスクは常にあり頭の痛いところですよね。
うちはセキュリティ対策は万全だよ!と思ってます?しかし、複合機までしっかり対策出来ているかと問われたら、多くの事業者様もちょっと不安になるのが現状ではないでしょうか?
今回は『複合機のセキュリティ対策は大丈夫?行うべき対策4選』と題して、複合機からの情報漏洩を防止する対策方法を4つ、お伝えしたいと思います。どうぞ、最後までお付き合いください。
複合機からの情報漏洩、その対策方法を解説
セキュリティ対策に万全を期したい事業者様、ぜひ本記事を参考にして頂ければ幸いです。それでは1つずつ解説して参ります。
- 対策方法その1、記録されるデータを「暗号化」
- <対策方法その2、スキャンする度にパスワードを設定/a>
- 対策方法その3、ファームウェアの保護
- 対策方法その4、複合機にアクセス可能なパソコンを制限
- まとめ
- お勧め複合機レンタルサービス『ゼロコピ』
この記事でわかること
- 複合機からの情報漏洩を防止するセキュリティ対策の方法
対策方法その1、記録されるデータを「暗号化」
1つ目の対策方法は、複合機本体のメモリ及びハードディスクに保存するデータを暗号化するというものです。
複合機事業者のエンジニアに依頼して頂ければ、内部データの暗号化設定をしてもらえます。機器担当者様など、従業員の方々への負担が少ない対策方法となりますので、ぜひ検討してみましょう。
暗号化さえしておけば、万が一データを盗まれたとしても解読不能となりますので、大切な情報は安全になりますよね。覚えておいて下さい。
対策方法その2、スキャンする度にパスワードを設定
2つ目の対策方法は、スキャンをする度にパスワードを設定するというものです。
従業員の皆様のご協力が必要となりますが、スキャンの都度パスワードを設定することでセキュリティは著しく向上します。パスワードさえ見破られなければデータの解読は、ほぼ不可能です。
当然ながらパスワード自体が漏れては意味がありません。複合機を利用される皆様各位のセキュリティ意識も重要になります。パスワードも単純な文字列にせず、内部の方にしか分からない合言葉などを決めて設定するのも良いでしょう。
対策方法その3、ファームウェアの保護
3つ目の対策方法は、ファームウェアを保護するというものです。
「フォームウェア」とは、本体内部の回路や装置などの基本的な制御を司るソフトウェアのことです。
万が一このファームウェアがハッキング攻撃などに遭い、改ざんされてしまうと大変です。複合機を踏み台にしてネットワーク内部にも侵入されてしまい、社内の機密情報が盗まれてしまう危険が生じます。
そこでファームウェアの感染や攻撃による改ざんのチェックが必要となります。複合機に搭載されたセキュリティ認証機能を用いれば、起動するたびに検証することが出来ます。
非常に効果的な対策ですので、これから複合機を導入される際にはぜひ、このセキュリティ認証機能が搭載された機種の検討をしてみましょう。
対策方法その4、複合機にアクセス可能なパソコンを制限
4つ目の対策方法は、複合機にアクセスできるパソコンを制限するというものです。
IPフィルタリング機能がお役に立てるでしょう。あらかじめ設定した条件を振り分け、データの通過を制限できる機能です。
どんなパソコンでもアクセスできるようにしてしまうと、情報漏洩のリスクが発生しやすくなります。
複合機にアクセスできるのは社内または指定のパソコンに限定し、外部からのアクセスを制限することで、情報漏洩を防止できます。この IPフィルタリング機能、ぜひ覚えておいて下さい。
まとめ
4つのセキュリティ対策で、複合機からの情報漏洩を防ごう!
ご紹介した4つのセキュリティ対策。どれも検討に値する効果的な対策方法となります。重要な情報がここまで複雑で頻繁に行われると、それらを守るのも大変です。
もし大切な機密情報が漏れてしまえば、会社全体の存亡に関わる事態になりかねません。これからの時代だからこそ、情報セキュリティには万全の対策で臨みましょう。
この記事をお読みになって、まだまだ対策が不十分だとお感じになられたとしたら、ぜひ早急にセキュリティ対策を見直してみてはいかがでしょうか。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。