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『複合機の対応用紙サイズ』業種による違いと特徴

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複合機本体には印刷をしやすいように、A4やB5など用紙サイズごとに分かれたカセットが付いています。

中にはカセットに対応していないB0サイズや、ハガキなど定型用紙ではないサイズの印刷を定期的、または頻繁に行う業種の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

扱う用紙のサイズが業種によって違いますので、どの程度までの用紙サイズに対応しているのか、という点も複合機を選ぶうえでは重要になります。

そこで今回は、扱う用紙サイズごとに対応する複合機の選び方を解説していきます。

大判サイズの用紙や定型用紙以外の印刷をされることの多い事業者様は、ぜひ最後までお読み頂いて参考にしてみて下さい。

  1. 対応用紙サイズごとに適した業種を解説
  2. 大きなサイズの印刷はどうするの?
  3. よく扱う用紙サイズに合った複合機を選びましょう!

この記事のポイント

  • 印刷できる用紙サイズごとの複合機の特徴
  • 業種ごとに違う用紙サイズに対応する複合機

対応用紙サイズごとに適した業種を解説

まずは、ごく一般的な複合機で扱うことのできる用紙のサイズと、それに適した業種について解説したいと思います。

専用カセットで扱える用紙サイズ

一般的な複合機には、A4、B5、B4、A3サイズの用紙を収納する専用カセットが備わっています。もちろん、これら専用の用紙カセット以外にも、手差しトレイがあるので定型用紙以外の印刷も行えます。

通常、オフィスで扱われるビジネス文書のサイズは圧倒的にA4サイズで、チラシ関係はB5、建築関係の設計図はA3です。このように用途によって用紙のサイズは変わりますよね。

ちなみにポスターなどB0サイズの大判印刷ですと、普通の複合機では対応できません。

A4、B5、B4、A3の用紙サイズ対応の一般的な複合機は、営業資料や経理関係の書類や文書を扱う一般的なオフィス、設計事務所や建築関係、スーパーや小売店などの業種に向いています。

手差しトレイで対応可能な用紙サイズ

普通は手差しトレイがあるので、一般的な複合機でも定型用紙以外の用紙の印刷が可能です。専用カセットにはないハガキやL版など写真用紙、そして名刺サイズの用紙は、手差しトレイを使えば印刷することができます。

とはいえ、手差しトレイにもデメリットはあります。

そもそも、頻度の少ない印刷を想定しているので一度に沢山の用紙をセットすると、紙詰まりなどのトラブルが起きやすいのです、。故障の原因にもなりかねないので注意しましょう。

定型用紙ではないサイズの印刷を頻繁に行う業種の方は、手差しトレイにあまり頼らないほうが無難です。必要なら、想定される用紙サイズが収納出来る、専用のカセットが備わった機種を選ぶことをおすすめします。

大きなサイズの印刷はどうするの?

一般的な複合機だと、ポスターなどによく見られるB0~B2の用紙サイズは大きすぎるので扱えません。

いくつか特殊な複合機の中には、大判サイズの読み込みと印刷が可能な大判複合機というものがあります。ポスターサイズの大きな用紙に印刷することが可能です。

大判サイズの印刷は用紙サイズが大きいため、普通の複合機のよう用紙を重ねてカセットに収納出来ません。

なので、大判複合機での印刷では通常のコピー用紙を使わず、専用のロール紙が必要となります。ロール紙に印刷したあと、指定されたサイズに機器がカットするという仕組みです。

この大判複合機は、ポスターや新聞など大きな用紙サイズへの印刷に力を発揮します。そのため、出版や印刷関係の業種での活躍が期待できますね。

一般的な複合機と比べると、機器本体やロール紙の値段がおおむね高額に設定されていますので、使用頻度などを考慮したうえで検討すると良いでしょう。

よく扱う用紙サイズに合った複合機を選びましょう!

今回は『複合機の対応用紙サイズ』業種による違いと特徴、と題してお話させて頂きました。業種ごとに必要な用紙サイズと、それに合った複合機の選び方がご理解頂けたのではないでしょうか。

普段よく扱う書類サイズが一般事務であったり、ビジネス系書類が多い業種であれば、ごく一般的な複合機で問題ないです。

A4、B5、B4、A3以外のサイズまたは、定型用紙外のサイズをよく扱われる業種の方は、対応する用紙サイズで機種をお決めになると良いでしょう。

出版関係や印刷業界の事業所でしたら、広範なサイズの用紙へ印刷できるようにする必要から、数種類の印刷機を設置してたりもします。

なので大判複合機と一般的な複合機を、うまく組み合わせて導入するのも良いかと思われます。

大判サイズ、もしくは定型用紙以外の印刷を頻繁に行う業種の皆様の、複合機選びのお役に立てたならうれしいです。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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