はじめに
コピー機や複合機のリースで失敗をしたくはないですよね？
コピー機のリースには高い費用対効果が見込めますが、場合によっては自社に取ってマイナスになるリース契約が勧められることがあります。
営業マンからお得だと勧められても、そこまでお得にならなかった場合には、契約に「裏」があるということかもしれません。
費用対効果が低くならないよう、この記事ではコピー機や複合機リースの際に潜んでいるリスクを見破る方法についてご紹介しようと思います。
それではまずはじめにリースにリスクが潜んでいる事例について話していきます。
コピー機、複合機リースにリスクが潜んでいるケースとは？？
コピー機は会社の備品としてどうしても欠かせない存在です。
PDFなどの電子化が進んではいますが、まだまだ紙でしかできないことやクライアントから紙を求められることもあります。
そのためオフィスのコピー機、複合機の需要は依然として高いままで、リース会社もそれを把握しています。
だから契約に「裏」を忍ばせる場合があるのです。
リースの残債を新しいコピー機のリース代に上乗せする
すでにコピー機、複合機のリースをしていても、営業マンから新しいコピー機への交換を提案されることがあります。
コピー機も年々進化していて、リース期間が長くなる分、最新機種と比較すると機能面が見劣るかもしれません。
また使用頻度が高ければ高いほど故障する確率も高くあります。
その上で営業マンから新しいコピー機や複合機に交換を提案されると交換したくなるのも無理はないです。
しかしリース契約の途中で契約を変更する場合、残っているリース契約を一括で支払う必要があります。
しかし新しいコピー機に入れ替えるために一括で支払うのは、中小企業にとっては大きな負担となり、金銭的に厳しいものです。
その負担を軽減させるために、新しいコピー機、複合機のリース代に、これまで使っていたリース代を上乗せするのですが、実はこの方法には「裏」があります。
そもそもリース代の残額を細かい金額まで把握している会社は少なく、残金を把握できていません。
その状況で営業マンから新しいコピー機、複合機のリース代を上乗せされた金額を提示されても、細かい使用が分からないことも考えられます。
利用者が分かっていない部分を上手くつき、前のコピー機の残債と新しいコピー機を合算した料金にさらに金額を上乗せする悪徳業者がいるのです。
営業マンから前のリース代も含んでいると言われて納得してしまいがちですが、これに関しては本来支払う必要が無いお金を出してしまう場合があるため、気をつけなければなりません。
リース期間が長く、毎月の費用が安い
コピー機、複合機のリースを検討中、また利用中の人は月額料金を抑えたいというニーズがあります。
その点をリース業者は、月額料金を安く提示して、リース期間を長く設定したプランを勧めてくることがあります。
月額料金が安くても、リースしている期間が長ければ結果的に支払った金額は高くなることは当たり前です。
一見月額料金が低いのでお得に見えますが、支払総額では結果的にみると負担が大きくなるケースが多くあります。
そのため、月額料金を安くしたいけど、長期間のリースは必要ないかたにとっては全く合わない契約です。
カウンター料金の説明がなく、上乗せされている
新しいコピー機や複合機を導入したときに、カウンター保守点検の費用が知らない間に高くなっていたり、金額が上乗せされるなど不当に料金を請求されることがあります。
この場合にはリース料金は変えていないので、営業マンからすれば嘘はついていないと主張できる悪質な契約です。
その点について気付かないとずっと騙されてしまう結果となってしまいます。
リース契約をすると家電などの特典があると提案される
新しいコピー機を提案してくる営業マンは多くいますが、新しい家電を無料でサービスしますと持ちかけてくる業者もいます。
無料と言いつつもリース料金の中に家電の料金が上乗せされており、リース料金が複雑なのを利用した悪質な方法です。
そのためもしもこういった家電を無料にするという提案があった際には、営業マンに裏がないかを確かめるべきだと感じます。
そして次のところではリース契約に潜むリスクを見破る方法について話していきます。
コピー機、複合機リースに潜むリスクを見破る方法とは？？
コピー機のリース契約には様々な「裏」が潜んでいます。
それは契約の中に巧妙に隠されており、複合機のリースをする人にとって損失が生じるケースもあります。
後から後悔しないようにリース契約の「裏」に潜んでいるリスクを見破る方法を覚えておきましょう。
見積もりの細かい数字まで確認し、計算する
相手の営業マンから出された見積もりの数字を確認するのはもちろんのこと、細かい部分まで計算することは重要で、見積もりを流し見しないようにしましょう。
営業マンは利用者が深く見積書を見ないと考えているからこそ、契約内容に罠を仕掛けてきます。
見積もりの数字はもとより、数字の把握、計算を行って細かい部分まで確認した方が後々後悔がなくなるはずです。
分からない部分があれば必ず質問し、納得するまで契約しない
見積もり内容を見て分からない点、納得できない部分があれば営業マンに質問をしましょう。
その際の返答する内容によって相手が信用できるかが判断できます。
納得できないことがあれば納得いくまで質問するのが得策です。
こちらが迷っているにも関わらず、即答を求めてくるような業者は避けたほうがいいでしょう。
また契約書によっては、大事な情報をあえてとても小さい字で記載していることもあります。
契約に「裏」が潜んでいれば説明の中で矛盾が生じるので、見破ることができます。
リース会社の評判の確認や相見積もりを取る
リース会社の評判を確認すると、真摯に対応してくれる業者なのか、また悪質な契約を取り顧客を騙すような業者か見極めることができます。
また他の業者と料金の比較ができる相見積もりを取ることはおすすめです。
この相見積もりを取らないで失敗してしまった人を多く知っていますので注意してください。
終わりに
ここまでコピー機や複合機リースに潜むリスクについて解説をしてきましたがいかがだったでしょうか？
コピー機、複合機リースの仕組みを知っておくことはとても大切です。
コピー機のリースには、真摯に対応してくれる業者もいれば悪質な契約をとり、不当に利益を得ようとする業者もいます。
そのため契約に隠された内容を見破る方法を覚えておくことで不当な契約から身を守ることができます。
契約をしてしまってからでは、すぐに契約を解除できないので、契約前の段階で念入りに確認し、リスクを見破って頂ければ幸いです。
そんな中、コピー機、複合機リースとは対照的にコピー機レンタルは悪質な契約がほとんどないためお勧めです。
またコストパフォーマンスの面でもコピー機リースよりも優れています。
そういった理由もありますので、コピー機リースが不安だと思う方はコピー機レンタルも検討材料に入れてみてはいかがでしょうか？
ここまで最後まで読んで頂き本当にありがとうございました。
