はじめに
オフィスでコピー機や複合機を運用する際にカウンター保守契約をすることが多いと思います。
その際、資料を大量に印刷するのではなく、スキャンをしたい時だってあるはず。
そんなスキャンに関して、これは有料なのか?と思ってしまうかもしれません。
印刷をするとカウンター料金が加算される訳だから、スキャンも同じく有料なのではと思ってしまいがちですよね。
でも、安心して下さい。
カウンター保守契約をしている場合において、コピー機や複合機でスキャンをしてもこれは無料です。
そして今回の記事ではカウンター料金とスキャンとの関係性について詳しく解説をしていきます。
またカウンター料金の仕組みについても解説をしていきますので最後まで読んでみて下さい。
それではまずはじめにカウンター料金について簡単に解説をしていきます。
カウンター料金について
複合機やコピー機のリース契約において、まず基本となるのがカウンター料金となります。
カウンター料金とは、モノクロ1枚あたり1円というように、印刷枚数に応じて課金される仕組みのことです。
複合機やコピー機には印刷枚数をカウントする「カウンター」機能がある。
この機能を使ってカウンター料金を算出して後からまとめてリース会社がユーザーに対して請求をします。
例えば、モノクロ(1円/枚)で3000枚を印刷したとすると、カウンター料金は3000円(1円×3000枚)ということになる。
要するに、印刷すればするほど、カウンター料金の合計金額は上がっていくのですが、カウンター料金に関しては単価があります。
印刷枚数が多くなりそうなオフィスほどカウンター料金単価が低くなる仕組みがあるのです。
それゆえにコスパを考えた時、あながちカウンター料金が高いか安いかで決めることが出来ないことは覚えておいて下さい。
それでは次のところでスキャナ料金について触れていきたいと思います。
スキャンが無料な訳
結論から言ってしまうと、スキャンをする場合はカウンター装置が働かないからお金がかからないのです。
コピー機や複合機においてスキャンとコピーの操作方法は下記通りですよね。
- コピーもしくはスキャンを選択する
- スキャンを選択した際は保存場所を選択する
この手順を踏むと、スキャンはカウンター装置が作動しないため、カウンター料金が掛からないということなのです。
もっと細かく言うと、カウンターが作動するのはトナーを消費する機能を使用した時のみなんですね。
- トナーを消費する機能(コピー) :カウンター料金発生
- トナーを消費しない機能(スキャン):カウンター料金不要
そして最後の補足ですが、スキャンと同様にFAX送信もカウンター料金が掛かりません。
ただし受信の際にプリントアウトをしてしまうと、カウンター料金が発生してしまう点は注意が必要です。
一方で、コンビニのコピー機にもスキャン機能がありますが、あれも無料なのでしょうか?
コンビニの場合は?
オフィスでスキャンをする際に料金がかからないというのは、事務所や会社などで契約している業務用コピー機や複合機の場合です。
コンビニでスキャンする場合は、当然料金が発生しまうことは覚えておいて欲しいです。
2022年現在の各コンビニのコピー機スキャン費用は1回30円で統一をされています。
この30円という料金いついては、コピーが1枚10円であることを考えると高いと感じてしまうかもしれません。
ただこの30円という料金はコンビニのコピー機にスキャン機能が加わった時から変わっていないのです。
そのためこれからも変わらないか、もしくは高くなっていくのではないかと予想出来てしまう。
それを考えると、コピー機や複合機でスキャンをする場合は、会社のスキャン機能を使った方がお得になると感じています。
もしも私用でスキャンしたいものがあれば、休憩中にでもこっそりスキャンをしてそれをUSBで持ち帰るようにして下さい。
終わりに
さてここまで、コピー機や複合機でのスキャンは有料となってしまうのか?
またスキャン機能のカウンター料金との関係性を徹底解説してきましたがいかがだったでしょうか?
オフィスでカウンター保証契約を結んでいる場合は1枚印刷するごとにモノクロなら1円とかがかかります。
したがって、1000枚印刷をしたならば、それだけでもう1000円かかってしまうのです。
反対にスキャン機能を使ってもカウンター料金は一切かかりません。
理由としては、カウンター料金がかかることの対象となってしまうトナーを使わずにスキャニングできるからです。
その点を理解しつつ、オフィスで賢くプリントアウトとスキャニングを使い分けてコスパを良くして頂けたら幸いです。
そんな中、コスパを最大限良くするためには、リース契約よりもレンタルの方がお得かもしれません。
実際の料金を詳しく見てみると、リース契約は月々3万円かかるのに対して、レンタルは1万円以下が多いです。
そういった料金体系やメリットとデメリットを詳しくまとめてみましたので参考にしてみて下さい。
今回の記事が何かの参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。