はじめに
オフィスで運用をするコピー機や複合機について中古で十分だと考えている人も多いと思います。
ただですね、激安に目が入ってしまい、ついつい安いものを購入してみるとトラブルだらけなんてことも正直多いようです。
結局のところ激安中古コピー機にはメリットとデメリットが両方あるということですね。
そして今回の記事ではそんなメリットとデメリットをわかりやすく解説して行きます。
また実際にどのような激安コピー機や複合機を選べば良いかについてもお伝えして行きますので最後まで読んでみて下さい。
それではまずはじめに中古コピー機や複合機のメリットについて解説して行きます。
中古コピー機のメリット
値段が安い
中古コピー機や複合機を導入する最大のメリットは、激安料金で購入できることです。
新品コピー機や複合機の5分の1という激安プライスで購入できる機種も多いため、導入費用を大きく抑えられるメリットがあります。
つまり新品では100万円以上する機種が、中古になると50万円の半額程度で購入できるため、中古複合機やコピー機の需要は高まっているのです。
ただ当然ながら中古品なので、自由に機種を選べるということは難しいため、その点については注意が必要となります。
自社の財産となる
コピー機や複合機のリース契約とは違い、中古複合機を購入すると、当然ですが所有権は自社にあることになります。
そのため、リース契約のように期間満了時に、返却またはリース延長の再契約などを行なう必要はありません。
また他機種が欲しくなるといったようなコピー機を手放す理由が出来るまで、期間に関係なく使い続けられるメリットもあります。
それに加えて誰かに売ってしまおうと思えば、すぐに売ってしまうこともできるため自由度が高いこともメリットです。
欲しい時に購入できる
コピー機や複合機リースのように与信審査などの手続きが必要ありません。
また販売店での購入手続きで完結してしまうため、レンタルやリース契約などの導入方法よりも、短期間で導入できるメリットがあります。
リース契約の場合だと、与信審査を通過後にメーカーから複合機を取り寄せますよね。
その結果、早くても6~10営業日ほどの期間が必要です。
また配送スケジュールが合わなかったり、与信審査時に書類不備などがあった場合は、審査期間がさらに必要。
長い時で導入までに1ヶ月ほどかかってしまうこともあるのです。
1ヶ月もかかってしまうとちょっと他を当たろうと思ってしまいますよね。
しかしながら、中古コピー機や複合機の場合はメーカーから取り寄せるのではなく、販売店に在庫があります。
そのため購入手続きと配送日時の調整を行なうだけなので、最短で2~3日ほどのスピード導入も可能な点がメリットです。
それでは次のところではデメリットについて解説して行きます。
中古コピー機のデメリット
機種が古い
中古コピー機や複合機を購入するデメリットとして、機種や型式が古いことが挙げられます。
もしもあまりにも古い機種を使ってしまうと、購入後数年で部品供給期間が切れてしまうこともあるのです。
部品供給期間が過ぎてしまうと、メーカー側で消耗品や部品の生産が完全にストップをしてしまう。
その結果、中古市場にある在庫部品だけで修理対応を行なうことになってしまいます。
ちなみに複合機やコピー機の部品供給期間は、発売から大体8~9年ほどが目安となってくる。
そのため、中古市場に出ている在庫部品がその年数を過ぎてしまうと修理ができなくなってしまうため、これに関しては大きなデメリットと言えます。
保守に未対応
中古でコピー機や複合機を購入した場合、保守に関してはメーカーが対応するわけではなく、購入した販売店側が修理やメンテナンスを行なう流れとなります。
そのため、部品代金などは販売店側が用意する必要があり、お店としては手間がかかります。
それを嫌って中古コピー機や複合機の保守は請け負わないということを前提にしている販売店も存在するのです。
また、例え保守契約を用意していても、有償対応であるスポット保守のみにしか対応していない販売店もあります。
一方で、あくまでも経験上ですが中古複合機を利用する上で、保守契約は大事なのかなと感じる。
なぜならば中古コピー機の場合は故障リスクが高くなってしまうからです。
そういった風に考えてしまうと、中古コピー機が保守に未対応なことは大きなデメリットではないでしょうか。
使い方で悩む可能性がある
例えば、リース契約やレンタルの場合はコピー機や複合機の使い方などもサポートしてくれます。
電話で対応をしてくれたり、調子が悪いとなればすぐに現場に駆けつけてトラブルをサポートしてくれる。
一方で、中古コピー機や複合機を買った場合は全て自己完結です。
誰に聞くというわけでもなく、自分でインターネットで調べながら使い方を調べる必要があります。
自分で調べることとは別に、もしも取扱説明書があれば心強いのですが、中古コピー機や複合機は取扱説明書がないケースが多いです。
ちゃんとした取説がないから、販売店は中古コピー機や複合機を激安で売っているわけです。
そのためそういった盲点に関しても、購入前にデメリットとして把握をしておく必要があるのではないでしょうか?
終わりに
さてここまで、激安を謳っている中古コピー機や複合機のメリットとデメリットについて解説をしてきましたがいかがだったでしょうか?
コピー機や複合機に限った話ではないのですが、激安と言われているものには理由があります。
その理由がデメリットというわけです。
つまりそんなデメリットの幅がいかに狭いかを考えながら、中古コピー機や複合機を選べば良いのかなと感じます。
ぜひともデメリットの振り幅を意識して、使い勝手の良いコピー機や複合機を選んでみて下さい。
そんな中、私どもはコピー機や複合機についての質問をなんでも受け付けています。
コピー機や複合機についてのプロがどんな質問にもお答えしますので気軽にお問い合わせください。
今回の記事が何かのお役に立てれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。