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知っているでしょうか?これから暑くなる時期に複合機を安全に使うために必要なこと

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  1. はじめに
  2. トラブル1:直射日光による悪影響
  3. トラブル2: 紙づまり
  4. トラブル3: 印字が薄くなる
  5. 終わりに

はじめに


暑くジメジメした季節になると複合機の動作が何だかおかしい・・・しかも忙しい時に限って正常に動作しない。

こんな風に思ってしまったことはありませんか?

そんな時って本当にイライラしてしまうのです。

季節の変わり目(春から夏にかけて)はコピー機や複合機について、とくにトラブルが発生しやすい時期でもあります。

『複合機やプリンターのトラブルで会議資料の印刷が間に合わない!』

こんなことが起きないようにトラブル防止のため、いくつか心構えをしてほしいポイントがあります。

そんな夏のトラブル回避のポイントをこの記事で伝えていきますので読んで頂けたら嬉しいです。

それではまずはじめ直射日光による悪影響について話していきます。

トラブル1:直射日光による悪影響

皆さんがお使いの複合機やパソコン、プリンターに強い日差しが直接当たっていることはありませんか?

複合機やプリンターに限らずどんな機械も直射日光が当たることはよくありません。

コピー機、複合機が長い間直射日光を浴びてしまうと内部温度が上昇してしまい、センサーが誤作動したり、トナーカートリッジなどの消耗品の劣化スピードが早まるといった事につながります。

また、複合機やパソコンが長時間、日に当たると外装が日焼けして見た目にもよくありません。

直射日光によるトラブルを防ぐには・・・

複合機やプリンターを直射日光が当たらないスペースに移動するか、それが無理なら窓ぎわにカーテンやブラインドを設置して直射をさけるのがおすすめです。

とても簡単ですよね。

そういったことをしないで放置してしまうと、後々後悔してしまうことになってしまうので注意をして下さい。

それでは次のところではトラブル事例の2つ目です。

トラブル2: 紙づまり

毎年夏の暑い時期になると起きるトラブルといえば印刷時の用紙詰まりです。

紙詰まりといえば複合機を長い間利用することにより、搬送ローラーや給紙ローラーが摩耗して紙送りができなくなるのが原因と考えがちです。

でも夏の暑い時期に紙詰まりが頻発する場合、湿気が用紙に悪影響を及ぼして詰まってしまうことも大いに考えられます。

ジメジメとした梅雨の時期だとコピー用紙は湿気により水分を含みコシが失われてしまうのです。

特に最近は新型コロナの影響で事務所の窓を開けたままにしているユーザーさんも少なくなく、外から入ってくる湿気のせいでコピー用紙が波打つような状態になることがあります。

当然ながらその状態で印刷すると搬送途中で引っかかったり搬送ローラーでうまく送られなかったりといった原因で紙詰まりしやすくなってしまうのです。

紙づまりを防ぐには・・・

まずは室内の湿気をコントロールしましょう。

空調をうまく利用して、できるだけ湿気がこもらない様にすることが第一条件です。

換気を行うことも大事ですが、快適な印刷を行うためにも除湿と換気のバランスを考えましょう。

次に用紙の取り出し方法を見直しましょう。

用紙を利用するまでは包装紙から紙を取り出すのは控えて下さい。

包装紙から出した状態が長ければ長いほど用紙が湿気やすくなります。

使いきれなかった用紙はジップロックのような密閉できるものに入れて保管しましょう。

特に週末が雨模様でお休み明けの月曜日やお盆休み明けは湿気がたまっているピークなため、特に注意して欲しいです。

『月曜午前から会議だから資料をバンバン印刷するぞ!』と意気込んでみたものの複合機の紙詰まりが頻発・・・なんて悲劇を生まない様にして下さい。

また、長期間印刷しないまま用紙カセットに用紙が入ったままの状態だと、夏の暑い時期にはどうしても湿気を帯びてしまい紙詰まりの原因をつくってしまいます。

そんなときには機内の除湿や結露防止を目的とした『保温ヒーター』というものが機種によってついているので、利用してみてはいかがでしょうか。

複合機に搭載される保温ヒーターはメーカーによって標準搭載だったりオプションだったりするので、使えるかどうかは複合機しだいといったところです。

一方で、紙詰まり防止のために給紙カセットの隙間に除湿剤(シリカゲル)を入れる方法もあります。

複合機とプリンターを新規導入いただいた会社のご担当者様から『複合機の給紙トレイに食品でよく使われるシリカゲルが入っていました。誰かのいたずらかでしょうか?』と問い合わせがありました。

そんな中、実はその担当者様とは別のお客様が良かれと思って入れたものだと判明したため、最終的には喜んで頂けたのです。

こういった例のように、紙詰まり防止のためシリカゲルを忍ばすという裏技もありますので覚えておいて頂けたらと思います。

それでは次のところでは最後のトラブル事例について話していきます。

トラブル3: 印字が薄くなる

梅雨の時期、朝一に複合機・プリンタでプリントしたら、いつもより色合いが薄い、何枚印刷してもやはり改善されないといったことがありませんか?

原因としてはマシントラブルのほかに、トナーを使用するレーザー複合機の場合、機内でトナーと一緒に混合されている粉末状の消耗品(現像材)が吸湿しているのが要因の一つとして考えられます。

印字トラブルを防ぐには・・・

空調を利用し室内の温度・湿度を調整したうえで、1時間ほど経ったあとに10枚ほどテスト印字を行ってみましょう。

印字が改善されればやはり湿気によるものだと考えられます。

それでも改善されない場合はマシントラブルの可能性があるのでサービスマンをコールするようにして下さい。

終わりに

ここまで夏に起きてしまう複合機やコピー機のトラブルについて話してきましたがいかがだったでしょうか?

新型コロナ対策で窓を開けたままにする会社さんも多いかと思います。

換気をすることも大事ですが、湿気トラブルを上手に対応して複合機やプリンターとうまく付き合っていくことも大事です。

そのため今回のトラブル事例を参考にして、オフィスの中でコピー機、複合機トラブルをなくすことを心掛けて頂けたらと思います。

ここまで最後まで読んで頂きありがとうございました。



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