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複写機と複合機の違い知っていますか?基礎知識を丁寧に解説いたします

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  1. はじめに
  2. 複写機って何??
  3. 複写機って何種類あるの?
  4. 複写機と複合機の違いについて
  5. 複写機のメリットとは?
  6. 複合機は進化しているんです
  7. コピー機も進化しているんです
  8. 終わりに

はじめに

一般的にオフィスでよく使用されている機器としては、身近なところで電話やFAX、そしてプリンターまたはコピー機などがあります。

そういった機器の中で複写機と複合機とは何が違うのでしょうか?

結構この違いがわかっていない人が多いのです。

この記事では、複写機と複合機の違いを踏まえて基本知識を交えながら解説しようと思います。

それではまずはじめに複写機の話をしていきます。

複写機って何??

読んで字のごとく、紙媒体原稿やPCなどのデータを複写するための機器であり、いわゆるコピーですね。

一般的に良く知られているコピー機が複写機となります。

複写機はコピー機と同様に、複合機と違いコピーをする単一機能しかありません。

ジェームズ・ワットによって1799年に複写機が発明され、その後はオフィス機器として世の中に広く普及する事となりました。

数十年前までは、コピーをするなら複写機というぐらい浸透していましたが、現在は単一ではなく複合機能がついている複合機の登場によりほとんど見かけなくなっています。

複合機については後から詳しく解説をするとして、次は複写機は何種類あるのという話をしていきます。

複写機って何種類あるの?

複写機は以下の3つに分けられます。

  • ジアゾ複写機
  • PPC複写機
  • デジタルPPC複写機

ジアゾ複写機

少し専門的な複写といいますか、主に設計図面の作成など用途が限られた使用になるのがジアゾ複写機です。

印刷方式としては3種類(湿式、乾式、熱式)あり、感光紙と呼ばれる特殊な紙に紫外線を照射し原稿のコピーを行うのが特徴となります。

大判サイズの紙、A0以上(図面は長いのでA0以上になるケースが多いです。)やA1サイズも複写できますが、

両面印刷された原稿や分厚い製本の複写はできません。

一方で、感熱紙の取り扱いには細心の注意が必要です。

光が入らないように黒っぽい専用の袋に入れて保管しないと直ぐに色が変わり使えなくなってしまうからです。

昔は青焼き複写機というのが主流でしたが、こちらはアンモニア液を使用する乾式タイプでコピーした後が青くなるので青焼きと言われています。

PPC複写機

現在普及している大部分はこちらのPPC複写機です。

ジアゾ複写機とは違い、アンモニア液などの薬品を塗付していない普通の紙を使用します。

20世紀半ばに誕生した複写技術を使っており、使い勝手の良さから複写機の主流となりました。

又ジアゾ複写機と違って、分厚い製本や両面印刷された原稿も複写でき、印刷したものは長期間保存しても色焼けしにくいなど印刷機能として良い部分が多いです。

しかしながらA2サイズ以上の複写に対応している機種は限られていた為、大判サイズの対応に弱く一般的な普及には至りませんでした。

そんな中、PPC複写機の中でデジタル対応をしたものが登場したのです。

デジタルPPC複写機

以前からあるPPC複写機はアナログ式で、原稿から反射する光をそのまま感光体ドラムに当てインクを直接紙に転写していました。

そのため、欠点としては同じ原稿を複数回コピーする場合、その都度光を照射してスキャンしなければいけませんでした。

そういったデメリットを無くすようにアナログ式からデジタル式に進化したことで、デジタルPPC複写機は原稿から反射する光をセンサーが検知してデータを記憶し留めておく事に成功しました。

進化した結果、1回の読み取りだけで何枚もコピーができるようになりデジタルPPC複写機は広く認知され利用されるようになっていったのです。

さて、ここまでが複写機の説明でしたが、次のところで複合機との違いについて話していきます。

複写機と複合機の違いについて

複写機と複合機の違いは、単一機能か複合機能が付いているかの違いです。

複写機は上述した通り、複写(コピー)機能だけとなっています。

その点複合機は当然コピー機能があり、それ以外にもスキャン機能やプリンター機能そしてFAXと1台で複数の役割を果たす事ができる複合機能が備わっています。

複写機が主流だった時代では、それ以外の機器(スキャナーやFAX機能付きの固定電話、印刷機)は別々で用意しないといけなかったのでコストだけじゃなく置くスペースも必要でした。

しかし複合機の普及により、必要な機能を1台に集約できた事でオフィスの省スペース化にも貢献しています。

反対に、次のところでは複写機の具体的なメリットについて話ていきます。

複写機のメリットとは??

複合機と違って使える機能が限られている複写機ですが、メリットもあります。

価格が安価で、とにかくランニングコストを抑えられる点です。これは会社として大きなメリットではないでしょうか。

また、多機能の複合機とは違い機能性が限られてる分、消費電力は少なくてすみます。

そのため、普段の業務で印刷しか使用しない場合は複写機だけで充分な場合も考えられますが、便利さではやはり複合機が上だと思います。

複合機は進化しているんです

機能が充分すぎる程ある複合機ですが、その中でも意外に便利な機能としてFAXがあります。

構造としては、複合機の本体に電話回線の接続口がありそこに電話回線ケーブルを繋げることでFAXとして使えるようになるのです。

FAX機能はとても便利ですよね?

書類を複合機でスキャンして同時にFAXを相手に送信したり、逆に相手からデータや書類をFAX受信したりすることもできます。

また最近のコンビニなどに置かれている複合機では、費用は掛かりますが、コピーやFAXなどの機能を利用する事ができるようになっています。

コンビニの複合機みたいにコインを入れることで店員以外の人でも使えるようになっているのも便利ですね。

他にも複合機に届いたFAXをPCだけではなく、自分のスマートフォンで確認出来たりと色々な用途に併せた便利機能があります。

そういった意味でも複合機は私たちの身近にあるだけではなく、私たちのライフスタイルに合わせて多種多様に日々進化していると言えます。

そんな中、実はコピー機も進化していることをご存知だったでしょうか?

コピー機も進化しているんです

コピー機は単一機能いわゆる複写(コピー)機能のみの機器を表しますが、最近ではコピーだけではなくスキャンやプリンター機能が付属しています。

現状、複写のみのコピー機というのは今の時代には存在せず、複合機と同じくスキャンやプリンターなどの機能が付いているものが大半です。

理由としては近年、オフィスのデスクワークはパソコンやタブレットを使用するのが基本となるため、データを紙に出力できる機能がないと業務に支障をきたしまうからです。

そういう問題がある一方で、複写機・コピー機だけでは対応できないオフィスが増えていることが現状です。

つまり、機能としてコピーだけではなく、FAXやプリンターが別に必要となりスペースの問題も出てきます。

その結果、最近ではオフィス機器として、複写機やコピー機を選んで配置するのは稀で、ほぼどこのオフィスも複合機を導入しています。

終わりに

ここまで複写機と複合機の違いについて細かく解説してきましたがいかがだったでしょうか?

簡単に整理すると複写機はコピーのみの単一機能、複合機は逆に機能が充実している複合機能と覚えて頂けると良いと思います。

オフィスのデスクワーク大半がパソコンやタブレットの利用が中心になっている事を考えると、複写機能のみでは業務に支障をきたしてしまうケースが多いです。

そのためまずはオフィスで本当に必要な機能を明確化することから始めてみてください。

その後で、オフィスにあった機能を兼ねそろえた複合機を上手く取り入れてみてはいかがでしょうか。

そんな複合機は今ならリースよりもコスパの良いレンタルがお勧めなのでぜひ検討して頂けたらと思います。

その中で、コピ窓さんが断然お勧めなのでチェックしてみて下さい。

ここまで最後まで読んで頂きありがとうございました。

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