はじめに
業務用のOA機器にはコピー機と複合機そして複写機など色々と似たようなものがあります。
この違いって一体何なの？と思ってしまうかもしれませんね。
これらOA機器には様々な呼び方がありますが、多くの人が違いについて良くわかっていないのが現状です。
そのため今回の記事ではこれらの違いを明確にして、それぞれの役割分担について解説をしていきたいと思います。
また機能面についても詳しく説明をして行きますので最後まで読んでみて下さい。
それではまずはじめにコピー機と複写機について解説をしていきます。
コピー機と複写機の違いとは？
何となく思っているかもしれませんが複写機とコピー機は基本的に同じ意味で使われています。
複写機は紙を複写するコピー機能だけが搭載されているOA機器です。
つまりFAX機能やプリンター機能、スキャン機能は搭載されていない（複合機でなない）機器を指している。
複写機についてですが、もともとは1779年にジェームズ・ワットによって発明されたものです。
そんな中、複写機という表現は古い表現であり、最近ではコピー機と言われることがほとんどかもしれない。
コピー機の原理としては原稿を読み取り、感光体にトナーを付着させ、紙にそれを転写させます。
そのため、複写機能がある印刷機器はコピー機という位置付けとなる。
しかしながら、実際に複写機能しかないコピー機ほほとんどないのが現状です。
そういった理由で、複合機は多機能なコピー機という意味合いで、複合機のこともコピー機という人が多い。
それでは本当の複合機（コピー機）はどういったものなのでしょうか？
複合機とは？？
複合機は複写機能だけではなく、それ以外の機能をもった印刷機器のことを指します。
複合機に搭載されている代表的な機能としては、プリンター機能、FAX送受信機能、スキャン機能などが挙げられる。
昔を振り返ってみれば、プリンター、FAX、スキャナーをそれぞれ用意しなければいけない時代でした。
ただ今となってはこれらの機能を集約した複合機が登場したことで、省スペース、省コスト、省電力が実現出来たのです。
そんな中、現在のオフィスで急速に普及しているものが、スキャン機能を使ったデータファイル化と言えます。
スキャンして保存されたPDFファイルをそのままクライアントへメールで送信することは日常茶飯事です。
またその送られたPDFファイルを今度はクライアントがプリントアウトして書き込み、それをまたPDF化して返信する。
こういったやりとりがどこのオフィスでも行われています。
ペーパーレス化や経費削減への貢献のほか、テレワークやリモートワーク環境にも複合機が有効活用されているのです。
複合機と複写機どっちを使うべき？
それについてはオフィスの環境によると思います。
複写機は前述しましたが、複写（コピー）をするといった機能のみを持っています。
そのためFAXを送ったり、スキャンをしたり、プリンター機能を使う場合にはそれらの単独機が別途必要です。
ただもしも今使っているFAXやスキャナーが壊れていなければ、そのまま使っても構わないと思います。
無理に最新複合機に変えることはないです。
一方で、プリンターやスキャナーのどれかが壊れてしまったとします。
その時に単体で新品を買うことを検討するならば、いっそのこと複合機を検討してみてはいかがでしょうか？
なぜならばOA機器はいつかは必ず壊れてしまうものなので、複合機を購入する良いチャンスだからです。
また複合機の金額自体もひと昔前のものよりも、だいぶ落ちて来ているため購入しやすいと思います。
そのような流れもありますので、もしも壊れてしまったら良い機会と捉えて複合機購入を検討してみて下さい。
終わりに
さてここまで、コピー機と複合機、複写機の違いって何？良くある勘違いをまとめてきましたがいかがだったでしょうか？
スペック的にはコピー機と複写機は同じです。
一方で、コピー機と複合機はスペックは違うけれど、同じように呼ばれることが多いかもしれません。
なぜならば複合機のようにFAXやスキャナー、プリンター機能を持ったコピー機があるからです。
そのため使い分けと呼び方が複雑なのですが、コピー機＝複合機という認識で良いと思います。
そういった認識でもコピー機や複合機の代理店やリース業社、レンタル業社に伝わりますので安心して下さい。
そんな中、それではコピー機や複合機をどのように運用すればコスパが良いのかと思ってしまうかもしれない。
それに関しては断トツでコピー機や複合機のレンタルです。
コピー機レンタルならばある程度スペックの高いコピー機や複合機を1万円以下でレンタル可能となります。
またリース契約のように5年、7年という契約縛りもないし、事前審査もないため個人事業主の方でもレンタル可能です。
そのような便利でコスパの良いレンタル会社人気3社をまとめてみましたのでぜひ参考にしてみて下さい。
本日の記事が何かの参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
