リース契約

コピー機や複合機は節税の為にリース契約をしたほうがいい?徹底解説致します!

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はじめに

どの企業にも置いてあるオフィス機器と言えば何かご存知でしょうか?

そうです、コピー機や複合機ですよね笑

そんな中、コピー機や複合機をオフィスに導入する場合、リース契約、レンタル、または直接購入と選択肢は3つあります。

ただ直接購入に関してはコピー機や複合機は数百万円ほど値段がかかってしまう。

そのためすぐに購入しよう!という選択には中々ならないと思います。

また経費として落としていきたいところですが、リース契約と購入では落とし方が変わるためどの方法で利用するか悩みどころです。

そこで今回は節税対策のためにコピー機や複合機のリース契約と購入ではどちらがお得なのかを解説していきます。

わかりやすくまとめてみましたので最後まで読んでみて下さい。

それではまずはじめにリース契約についてです。

リース契約の特徴

リース契約をしているコピー機や複合機の所有権はリース会社にあるので、勝手に売ったり処分したりすることはできません。

またリース契約には5つの特徴があるのでここからご説明をしていきます。

①リース代を全額損金にできる

月々のリース代金は、全額損金にできます。

これがリースの最大のメリットと言えるかもしれません。

ちなみに全額損金、「損金」とは、法人税を軽減できる費用のことを言います。

「全額損金」とはその名の通り、全額を法人税に計上できるということです。

購入の場合は減価償却の分だけしか損金にできないので、『お金は払ったけどその年は全額経費にできない』という状態になります。

また月々の支払いとなるため、大きな費用が不要で手元に投資予算がなくても新品の高めな商品を調達することができるのです。

②枚数単位の課金(カウンター保守契約)が必要になる

契約にもよりますが、プリンターのリースでは、カウンター保守契約を結ぶケースが多いです。

カウンター保守契約とはトナー代が無料になる代わりに、1枚コピーをする毎に料金が発生する仕組みとなります。

その他メンテナンスサービスも無償対応というメリットも付いている。

通常のリース契約であれば、コピー機のトナー代まではリース料に含まれないため、トナーは自前で調達しないといけません。

しかしながらカウンター保守契約であればトナー代金は無料となります。

使用しているコピー機や複合機と互換性のあるトナーを探し注文して自分で交換するということは大変ですよね。

数枚単価の課金制にはなりますが、かなりの手間が省けます。

そのような手間が省けるのでカウンター保守契約はとても便利な契約内容です。

③購入に比べると料金が高い

単純な総支払い額は購入に比べ高くなります。

ところがリース契約のメリットとしては、月額料金が固定されているため毎月のランキングコストを把握でき、固定費計算もわかりやすいところです。

④中途解約ができない

リースは中途解約ができません。

期限満了を迎える前に契約を解除する場合、残りの支払い額は一括して払う必要があります。

⑤契約期間後コピー機を返却しなければならない

リースの契約期間が終わっても、そのコピー機の所有権はリース会社のままです。

そのため、当然コピー機は返却しなくてはならず、満了したから貰えるというわけではありません。

それでは次のところでレンタルとの違いについて解説をしていきます。

レンタルとの違い

一見『リースとレンタルって同じじゃないの?』とお考えの方もいるかもしれません。

ただこの二つの契約内容は全く違うものです。

こちらも違いについて下記4つの項目から説明していきます。

①使用できる機器はリース会社が認める適格物件が対象

使用したい機器全てがレンタルできるわけではありません。

レンタル会社で取り扱っている機器に限られます。

既に使用したい機器の目星が付いている場合は一度レンタル会社へ確認を行ってみて下さい。

②リース契約は中途解約ができない

リースはレンタル契約のように「使用しなくなったからすぐに返す」なんてことができません。

長期間契約の間解約はできないため、計画してリースの検討をしなくてはなりません。

③使用機器は客側が管理する

レンタルとリース契約は、基本的なメンテナンス、管理責任はコピー機や複合機を使用している会社側にあります。

ただし、もしもトラブルや会社側で管理できないことが発生した場合はレンタル、リース会社共々対応してくれます。

そのため、そういった点はコピー機や複合機ともに、安心して使えるのではないでしょうか。

④使用機器は新品と中古品

リース会社はメーカーから新品を購入して客側に貸し出すというシステムです。

反対に、レンタルは基本中古機器となるため新品や最新機種が欲しい人には向いていません。

それでは次のところでは購入について話していきますね。

直接購入の特徴

購入した場合の特徴は大きく2つあります。

①所有権は買った側にある

もちろん購入していますから、所有者は購入者になります。

コピーを使わなくなった時も、誰か欲しい人に売ったり譲ったりしても問題はありません。

またローンで購入した場合は、完済した後に所有権が来ることは覚えておいて下さい。

②損金にできるのは減価償却した分のみ

コピー機の法定耐用年数は5年となる為、大体毎年5分の1ずつ損金にしていきます。

支払った金額は丸々損金にできるわけではありません。

最初はなんだか損した気分になるかもしれませんね。

ただ減価償却で最終的に残るのは1円だけなので、ほぼ全額損金になることになります。

そういったところはメリットかもしれないですね。

終わりに

さて、ここまでコピー機や複合機は節税の為にリース契約をしたほうがいいのかについて、話してきましたがいかがだったでしょうか?

すぐに損金にできるリースと総額で安い購入『どちらが得か?』で比べてみるとどうでしょう。

ズバリ5年スパンで見るとコピー機も所有物になるため購入の方がお得かもしれません。

支払い総額がちょっと増えても全額損金扱いを取るか、支払い総額を減らして減価償却の5年かけての損金にしていくか?

年単位の損金で見れば、当然リースの方がお得になることも考えられます。

あとは金額以外に何を重視して選ぶかを考えると、メンテナンスやサービスで判断ということになるでしょう。

いじれにせよトータル要素で直接購入かリース契約にするか、レンタルにするか判断をしてみて下さい。

そんな中、とにかくコストでコピー機や複合機を選びたいという人が多いかもしれません。

そんな時は直接購入やリース契約ではなくレンタルがコスパが良いです。

そのためコスパが良いレンタル会社上位3社をまとめてみましたので興味がある人は読んでみて下さい。

2022年最新コピー機、複合機レンタル取扱会社ランキング上位3社(東京都調べ)

今日の内容が何かの参考になれば幸いです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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